名刺入れのオーダーいただきましたので早速作成してみました。
いつもどおりタカラ産業で購入した革を使いました。
これまたいつもどおり型紙を作ってそのまま銀ペンで線を引いて切りましたが、
最近「大人のレザークラフト」という本を買い、
あえて広めに切り出した革を貼りあわせてからコバ面を整えるという、
「チリ落とし」なるテクニックを知り、次回は絶対これをやってみようと思う今日このごろ。
次回は、なので今回は違います。
確かに毎回コバ面のずれが少し出ていました。。
①型紙をあてて銀ペンで線を引く
銀ペンで線を引いた後↓
チリ落としをする場合その分革の消費が増えますねー。
でも、見た目を綺麗に整えられるなら仕方ない。
②革を切り出す
確かに綺麗に切れたとしても、若干のずれは必ず出てしまいます。
いつもヤスリで削って削って均してましたが、チリ落としテクニックを使えばすごい整いそうな予感がする。
③革を仮止め
前はのりでいちいち止めてましたが、最近はタカラ産業で購入した両面テープを使っています。
太さが縫い代にあっていて調度良くかなり重宝しています。
仮止めしたら、マチの取り付け位置に印を付けておきます。
④革をケガク
両面テープで仮止めし、マチ、バネホックの取り付け位置に目印を入れた後、
仮止めを一旦バラして表の革をケガキます。
この時バネホックの穴もあけてしまいます。
⑤菱目打ちで穴あけ
表の革をケガキ、菱目打ちで穴をあけます。
表を開けおわったら、仮止めで印を付けておいたマチをもう一度片側ずつ貼り付けて、
菱目打ちの穴をトレースしてマチに穴をあけます。
⑥縫い付ければ完成
コバをコバスリックで磨きに磨き、銀面にオイルワックスを塗りこんで塗りこんで、完成です。
楽天ブックスで本を購入したら、ポイントカードが強制的に送りつけられてきました。
名刺であれば30枚ぐらいは入りそう。
外側にカードが入るポケットもあるので、大事な名刺は別で保管できます。
以上、緑のヌメ革の名刺入れの作り方でした。
「緑のヌメ革の名刺入れ」への2件のフィードバック