緑の革で作ったシンプルなキーケース
この記事では緑の本革を使ったシンプルな形のキーケースの作り方(手作り)をご紹介しています。
先日購入した革で、早速キーケースを作成しました。
手縫いしない、シンプルなキーケースです。シンプルなのが一番好き。
作成手順をご紹介します。
Table of Contents
型紙の作成
まず型紙を作成しました。
型紙には厚めの方眼紙を使うと何回使ってもヘタってこないので便利です。
サイズは横18cm、縦10.5cmで角を丸くしています。
革の角がちょうど90度だったのでそこを利用しました。型紙を当てて銀ペンで印をつけます。
角の丸みがなかなか難しいところです。
先の細い銀ペンが必要だー。
革を切り出す
角の丸みは慎重に。
トコノールでトコ面を磨く
トコ面を磨く前
トコノールを満遍なく塗り、半乾きになったところでガラス板で磨く磨く。これが気持ちいい。
コバをヤスリで整えます。その後コバスリックで革をごしごし。そこは飛ばします。
トコ面を磨いた後
写真だとあまり違いが分かりませんね。実際は手触りも見た目も断然変わります。
トコ面だけを磨く職人になりたい、この磨く作業が好き。
バネホックを取り付け
バネホックはこんなやつです↓
バネホック取り付け用の穴をあけます。
凸が4.5mm、凹が3.5mmの穴の大きさです。組み合わせを間違えると取り付けられないので要注意。
バネホック取り付け後↓
キーケース部分を取り付け
今回のキーケース金具はいつもと違い、形がかっこいいものを浅草橋のスタイルレザーさんで購入しました。
確か350円だったと思う。アンドレザーさんでいつも買うやつは160円。だったと思う。
倍の値段。しかしそれだけの価値があるかっこいいキーケース。
両面カシメで取り付けました。
取り付け部分もおしゃれに見せたいですからねー。
完成
緑の革で作ったシンプルなキーケース完成
カシメもシンプルで見た目もシンプル!
今後色が付いてる牛革に合わせた糸も取り揃えます。
以上、緑の革で作ったシンプルなキーケースの作り方でした。