革小物を手作りする際に欠かせない。針に麻糸を通す。麻糸の通し方です。

この記事では革小物を手作りする際に欠かせない、針に麻糸を通す方法をイラスト付きでご紹介しています。

革を手縫いする時の針への糸の通し方をわかりやすく説明したサイトやら写真やらがあまりなかったので、イラストを自作しました。

最近wacomのペンタブを購入したので絵で表現することもどんどん出来る!
というわけで10分ほどでさくっと作ったイラスト載せていきます。

針に麻糸を通す

針に糸を通す
なんの説明もいらないと思いますが、最初は針に糸を通します。
右側の糸は5cmほど余裕を持たせておけばOKです。

針の先端で麻糸の真ん中を突き通す

針の先端で糸を突き刺す
文字で説明するのが難しいですが、イラストにある通り左側の糸の真ん中を貫通する形で針と途中まで通してしまいます。

もう一度麻糸の真ん中を突き通すて針のお尻に手繰り寄せる

針のおしりに寄せる
これも文字だと難しいですが、イラスト通りです。
私の場合2回ですが、3回やっても良いです。
革小物の制作を始めた頃は3回やってましたが、あまり糸がほどけることも少ないので最近はもっぱら2回です。
おしりに寄せた状態は次のイラストで。

手繰り寄せた右側の麻糸を引く

糸を寄せたら右側の糸を引っ張る
糸を寄せたら右側の糸を引っ張ります。
イラストにはしていませんが、おしりに糸を寄せた時に、右側の糸に余裕ができます。
それが無くなる程度に、イラストにある様に引っ張ります。

左側の麻糸も引く

右側の糸を引いたら、左側の糸を引きます
しっかり右側の糸を引いてから、左側の糸をすっと引きます。
2つの糸の真ん中を針が貫通する形になります。

糸通し完了

糸通し完了
玉にならずにすんなり左側の糸が通れば完了です。
イラストではデフォルメして書いてますが、左側の糸を引いた時点で、糸が2本まっすぐになります。

以上、糸の通し方でした。
糸に蜜蝋を塗るのを忘れずに。

先端以外のところも蜜蝋を塗りますが、糸の先端10cmぐらいのところを持って、へたっと倒れなければ塗れています。

まっすぐな針と、狭いところを縫うようの曲がった針も持っているのですが、それの紹介はまた別の機会に。あまり使う機会がないので。