革の質感を活かした長財布2
この記事では革の質感を活かした長財布の作り方(手作り)をご紹介しています。
前回作成した革の質感を活かした長財布に引き続き、今回は最近購入した黒いクロムなめしの革で長財布を作成しました。
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革の質感を活かした長財布のサイズ
切り出す革は前回と少し変更して、
21.5✕10を4枚
20✕8を2枚
19✕5を4枚
としました。
21.5✕10は外側の革ですが、0.5の部分は10の内9までを切り落として
ファスナーの止めの部分として使用します。
対角部分を丸く切り取る
角については一対の対角部分を丸く仕上げます。
中のカード入れ部分を先に作成
20✕8をベースにして、切り出した19✕5を1.5ずらして縫い付けます。
20に19を縫い付けるので、1cmの余白ができます。
この部分を外側の革に挟むように縫い付ける時に使用します。
外側の革とのりで貼り付け先に菱目打ちで穴あけ
カード入れの作成が完了したら、外側の革にノリで貼り付け、
挟んで縫うところに目打ちで穴を開けます。
穴を開けたら一旦カード入れをばらす
外側の革の片方全体に穴を開けておく
この時に、外側の革の片方も穴を開けておきます。
これで片側の革には完成時の穴が全て開いたことになりますので、
その穴をもとに、もう一方の革をトレースして目打ちで穴開けをすると、
穴がずれないので綺麗に手縫いすることができます。
ファスナーを縫い付け
あとはファスナーを糊付けして、穴にそって縫っていけば完成です。
外側、内側の革に同じ箇所で穴が空いているのでファスナー部分の内側の縫い目も綺麗に整います。
ファスナーを最後の部分は革からはみ出ないように長さをしっかり調整します。
完成
カード入れの部分までしっかり縫えれば完成です。
内側もしっかり作りこまれている綺麗な長財布です。
小銭は入りませんが、小銭入れを普段持ち歩いているか、小銭など使わない!ほとんどカードか紙幣で支払ってお釣りはもらわん!という人には最適です。
かさばらないシンプルな財布が個人的には好きなので、薄い札入れのような長財布は重宝します。