浜松基板工業(株)さんの面白い定規

以前革小物の加工に最適な定規を記事にした丸い角をきっちり図れる便利な定規にコメントをいただいた浜松基板工業さんから面白い定規をサンプルとして2つ送っていただきました!

浜松基板工業さんのHPに掲載されている、位置出しに使う定規ページの「L尺2」と「ユニバ-サルホ-ル100半透明」の定規です。

「L尺2」小さくシンプルでとても使いやすいです。
半透明で、しかも定規に5mm間隔で小さい穴が空いているため、角から一定の間隔で線を引きたいときに非常に重宝します。

私が作る革小物のサイズ感にぴったり。

もうひとつはこれまた面白い形の「ユニバーサルホール100」
10cm✕10cmのプレートに定規のメモリと、これまた5mm間隔で小さい穴が無数に空いています。
これは大きめの革の中間点で線を引きたい時や、ボタンの位置を等間隔に決めたい場合に非常に便利です。

私も大きな革を切り取る際に、ハトメの位置を入れる時によく使わせてもらっています。
切り取るラインをユニバーサルホールの中央に持ってきて、左右等間隔に一発で目印を入れられます。
すばらしい。
ユニバーサルホールの定規

しかし、いただきものではないのですが浜松基板工業さんの製品で一番重宝しているのはなんといっても「小丸」です。

革小物制作時に、角を丸くする作業はよく行います。
革小物の作るサイズ感によっては、大きめのRが良かったり小さめが良かったり、デザインによって変更する必要があります。

そこで、浜松基板工業さんの小丸に出会うまでは、厚紙で調度良いRの角丸を作り、それを型紙の様にあてて銀ペンでラインを入れていました。

いまはこちらの写真の様に、小丸を使用して毎回キレイ、同じ大きさでに角を丸くすることが出来るようになりました。
浜松基板工業さんの小丸
このようにR6の角丸をキレイに作れます。

「小丸」はしかもさまざまなRで線を引くことが可能です。
さまざまなRを持つ小丸

本体の内側にはR5、R6、R7.5、R10、R12.5、R15と6パターンあり、外側にも同じパターンのRがあります。

内側のRは溝が入っているので角丸の確実性が更に増し、外側のRは太めのペンで線を引きたい場合でもらくらく引くことが出来る徹底した設計。

さらにさらに、外側のRは例えば同じ12.5でも内側から線を引くところと外側から引くところの2パターンあります。

線を引く対象が文字通り角でなくてもキレイに線を引けます。

さらにさらにさらに、Rのそばにメモリ線が用意されているので、指定の位置からどの程度なのか、というのも一発でわかってしまう。

かなりのスグレモノです。

浜松基板工業さんのHPのリニューアルをただでも良いのでやって差し上げたくなります。
ECサイトを作って直売すれば良いのになーと、勝手に思っている今日このごろです。

とにかく、革小物制作に向いている特殊な定規がたくさんあります。
取り扱い販売店で見かけた場合はきっと「なんかいろいろ使えそうな定規だ!」と目に留まるはず。

浜松基板工業さんのみで販売している定規も多数あるようですので、興味のある方はぜひHPから注文してみてはいかがでしょうか。
http://hkpc.web.fc2.com/hkhp/kaimono.html

もしくはモールサイトからでも!