ブラウンの本革のコインケース
2014年6月10日
2021年5月29日
この記事ではブラウンの本革を使ったコインケースの作り方(手作り)をご紹介しています。
会社の同僚から、小銭入れのオーダーいただきましたので、久々に作成しました。
前回2月に作成して以来です。
今回は栃木レザーを使って、しっかりした作りにしてみました。
そして、また誰かにオーダーいただくかもしれないので、2つ同時に作成しました。
Table of Contents
コインケースのサイズ
21cm✕8cmを2枚、4.5cm✕9cmを4枚切り出します。

クロムレザーは薄いので毎回切り出しに神経を使います。

角の切り落とす部分も慎重に慎重に作業を行いました。
今回は日頃お世話になっている方へのお礼の贈り物なので、真心をこめて作成してます。
自分用ではないので手が抜けません。
ディバイダーで菱目の印を入れる

ディバイダーを使って幅3ミリで線を入れて、菱目打ちで穴を開けていきます。
栃木レザーの厚い革を使ったので、穴を開ける作業も一苦労で、菱目打ちが食い込んで食い込んで抜き出すのに骨が折れました。
これまで製作過程は載せてきたのでだいぶ端折りますが、形だけはすぐに完成形へ。

コバを磨く
コバに無色のコバスリックを塗り、コーンスリッカーで磨いていきますと、、、

こんな感じに綺麗になります。
ちなみに磨く前はこんな感じです。

コバを磨くと綺麗になっていくから、ついついYouTubeを見ながらでも手だけは熱中して動かしてしまいます。
どんどん綺麗になっていくのでやめられない。

そして完成。縫い目も綺麗でコバも綺麗で力作です。栃木レザーもいい味出してます。

そして本日、2つのうちの1つを同僚へ贈りました。
手作りは気持ちが見えるので感謝の気持ちを伝えやすいです。
またひとつブックカバーのオーダーいただいたので合間を縫って作成していきます。
関連記事