タン色の本革のパスケース付きキーケース
この記事ではタン色の本革のパスケース付きキーケースの作り方(手作り)をご紹介しています。
手作り革小物の、わりと雑な作り方を紹介し続けて半年以上が経ちました。
今回は記念すべき35個目の更新です。そして、メルカリでオーダーいただいたと思い込んでる作品を勝手に作ってます。
メルカリ上でコメントのやり取りをさせていただいたのですが、赤い本革ではなく、明るい色をお探しとのことで、ご希望に沿った革を購入し、やっと完成に至りました。
ここ2か月あまり、本業が忙しすぎて全然革小物を作成する時間を作れませんでした。
ようやく仕事が落ち着いたので、たまった注文分までさっさと作成しなくては、という状況です。
というわけで、以前作成した、赤い本革のパスケース付きキーケースの色違いを手作りしてます。今回アップするこちらの手作り革小物の具体的な作り方は上のリンクからご覧くださいませ。
今回はメルカリのオーダーでしたので、普段の自分では絶対買わない色の明るい革を購入しました。
レザークラフトドットジェーピーで購入しようとも思ったのですが、オーダーくださった?方に気に入っていただいた、赤い本革のパスケース付きキーケースは浅草橋のタカラ産業さんで購入していたものだったので、同じような質感が良いと思い、同じくタカラ産業さんで購入しました。
よくタカラ産業さんで革やら作成用具やらを購入しているのですが、最近になってようやく会員証を作りました。
大学ノートに個人情報を記載するアナログ感にものすごいノスタルジーを覚えました。。そんなところが、今もあるんですねー。
浅草橋周辺のお店の会員証はいまだに紙の会員証にスタンプを押すところが多いです。
どっぷりECサイトに普段使っているので、あまりのアナログさに世間の常識はどっちなのか?と不安になります。
前置きが長くなりましたが、3か4デジぐらいで2,000円ほどでいい感じの革が買えます。値段は当然ものにもよりますが。
Table of Contents
型紙から線を引きます
前回作成しておいた型紙を使用しています。
いつも通りの銀ペンです。そろそろなくなりそう。
穴あけ位置をディバイダーでけがきます
切り出した表の革全体をディバイダーでけがきます。
アップするとこんな感じです。
浜松基板工業㈱さんの定規を使っているので、角もきれいにすっきり切れてます!
切り取ったパーツをのり付け
菱目打ちで穴をあける前に、3つのパーツを糊付けしてしまします。
裏の革まで一気に穴をあけるためです。
菱目打ちで穴あけ
一気に周囲を穴あけします。6本目であればあっというまです。
楕円部分の菱目打ちにご注意。
裏まで貫通してます。
バネホック取付用の穴あけ
菱目打ちでの穴あけ前でもいいですが、ばねホック取付用の穴をあけます。
写真が無いですが、凸側は表の革だけで、貫通させないように気を付けて。
さらに写真無いですが、このとき一旦糊付けした革をばらします。
キーケース部分を取り付けるためですが、そこは前回も記載しているので割愛します。
革を縫い付け
なんとなくばねホックは後回しにしましたが、先でもいいです。
コバ面を整えます
縫ってばねホックを付ければ完成です。
最後にコバ面をしっかり整えます。
コバ面を整える前
コバ面を整えた後
美しいできです。角も丸く。
コバ面を磨く作業は本当に好き。
時間を忘れてずっと磨いています。
幼いころ、泥団子をなぜか必死にきれいにしていた時と、同じような感覚です。
最後の最後にオイルワックスを塗りこんで本当に完成です。
この形のキーケースなら本当にプレゼントに最適です。
メルカリに出品しますので、コメントくださった方ぜひ購入いただいて、経年変化の感想を聞かせてほしいですね。
以上、タン色の本革のパスケース付きキーケースの作り方でした。